中村銘茶について

[煎茶]藤吉 SEASONAL SENCHA 'TOKICHI' SERIES

[煎茶]藤吉とは?

京都府南部にある南山城村に「童仙房どうせんぼう」という地域があります。標高が高く、年間/昼夜の寒暖差が大きい気候がお茶の栽培に適しており、今では少なくなったしっかりとした苦渋味と、高貴な香りを持つ煎茶の良産地です。煎茶藤𠮷は童仙房で栽培された煎茶を、秋までゆっくりと熟成させ、コクと深みを引き出しています。男性的・野性的ともとれる全ての味や香りがはっきりとした風味は、最近の主流であるまろやかで飲みやすい煎茶に慣れていると取っつきにくさを感じるほどですが、次の一杯が欲しくなる、煎茶の魅力が溢れています。

[煎茶]藤吉熟成とは?

藤吉熟成は、煎茶「藤吉」をさらに1年寝かせた煎茶です。
全てのお茶が当てはまる訳ではありませんが、適切な温度、湿度管理、酸化の進み方を管理すると、適採後、日の浅いお茶と比べ、香り、コクに深みが増し、甘味、旨味、苦渋味の全てにおいて奥行きや、広がりが出てきます。煎茶「藤吉」が力強さ、ある意味では刺々しさを持つのに対し、藤吉熟成はより穏やかで、まろやかさを持ちあわせながらも、熟成することで醸し出る、深みのあるコクと香りが特徴です。さらに少し火入れ(焙煎工程)を強めにしていますので、苦渋味がお好みでない方にもおすすめのお茶です。新茶とは真逆の、時間を重ねたお茶の魅力をお楽しみ下さい。

[煎茶]藤吉林道畑とは?

藤吉林道畑は、当店の煎茶には珍しく、適採前に少し遮光をした煎茶です。遮光をすることで、苦渋味が和らぎ、甘味と旨味が増しますので、マイルドで飲みやすい煎茶となります。その反面、本来の煎茶の魅力である、爽やかな苦渋味、清涼感、後口のキレの良さが失われやすく、かぶせ茶に近づいてしまいます。そこで藤吉林道畑は、煎茶の魅力を失うことなく、旨味、甘味が増すよう、ぎりぎりのバランスを求め、覆いの調整をしたお茶です。いれる際には、80℃でいれても美味しくはいりますが、70℃程度で1分ほど待つと、より苦渋味が押さえられ、藤吉林道畑独特の甘味と、旨味をお楽しみ頂けます。

[煎茶]藤吉

[煎茶]藤吉と通常の煎茶との違い

当店で販売している、通常の煎茶との違いをご紹介します。

甘味

甘ったるさがない、すっきりとした甘味。品良く、精緻さを伴う。程よく舌に残り、最適なタイミングで消える。

旨味

ベタつきがない。透明感がありながらも、コクを伴う。甘味や苦渋味との絶妙なバランス。

苦渋味

がっしりとした野性味に溢れる。爆発的に広がり、瞬間的に消える。嫌みのない上品さ。

香り

森の中のような複雑さがあり、深さ、清々しさ、高貴さが混ざり合っている。思わず「ほー」と言ってしまう香り。

水色

冴えのある濃い山吹色。時に赤みもある。青みがかった緑色はほとんどない。

色味

太く、ごつごつとして、荒々しい。細くないので、見た目が悪いと感じる場合がある。

おすすめのいれ方(2人分)

煎茶藤吉は、今の主流、流行の煎茶とは全く逆の煎茶です。香りと苦渋味をしっかりと引き立たせ、男性的・野性的な風味を味わって下さい。

  • 茶葉の量
    8-10g
  • 湯温
    80℃
  • 湯量
    200cc
  • 待ち時間
    30-40秒

①熱湯を急須や湯呑みに入れ、温めるとともに湯温を落とす。1回移し変えると約10度弱湯温が下がります。
②急須へ茶葉8g(ティースプーン約2杯)を入れ、80℃のお湯200ccをゆっくりと注ぐ。熱いお湯に注意!
③急須を振らずにじっくりと、30~40秒ほど待ち、湯呑みの注ぎ分ける(廻し注ぎ)。最後の一滴までしっかりと出し切り、急須のフタをあけておく。
あまり待ちすぎると苦渋味が強くなるので、素早く注ぎ分ける。
④2煎目以降は、お湯を注いだあと、待たずに注ぎ分ける。
湯温をさらに上げ、90℃以上でいれるとよりさっぱりと、苦渋味を味わうことができます。その際は待ち時間15秒ほどで注ぎ分けて下さい。

取扱い商品

商品名 内容量 サイズ 価格(税込み)
[煎茶]藤吉
50g袋入 縦227×横110mm 1,080円
80g缶入 直径72×高さ137mm 2,160円
[煎茶]藤吉熟成
50g袋入 縦227×横110mm 1,080円
80g缶入 直径72×高さ137mm 2,160円
[煎茶]藤吉林道畑
50g袋入 縦227×横110mm 1,620円
80g缶入 直径72×高さ137mm 3,240円
季節限定商品:10月頃~3月頃まで
ページの先頭へ