品質の違い
ほうじ茶、くきほうじ茶はこうばしい香り立ちが大きなの魅力ですが、その奥にも色々な魅力が隠れています。手軽に入れることができるお茶ですので、ぜひ自分のお好みを探して下さい。

【高】ほのかな甘味があり、香りの後にじわりと広がる。くどさがない。香ばしさとの調和がよい。
【低】全体的に甘味自体が非常に薄く、感じない。ただし、さっぱり感は強くなるので、一概に悪いとは言えない。

【高】甘味ほどはない。探すと微かに感じる程度。ありすぎると風味が重たくなり、たくさん飲めない。
【低】全体的に旨味自体が非常に薄く、感じない。ただし、さっぱり感は強くなるので、一概に悪いとは言えない。

【高】高品質なほうじ茶は、甘味と旨味がある(炒りが浅い)ので、煮出すとえぐ味や渋味が少し出る。
【低】苦渋味、えぐ味共にほとんどない。

【高】香りの量が多く、強い。深く、奥行きがあるので広がりを感じる。香ばしさとともに、 優雅さのある、心地よい甘い香り。
【低】香り立ちが薄く、淡い。深みと奥行きに欠け、表面的な香ばしさのみ。複雑さと継続性がない。

【高】価格の高いものほど、炒りが浅いので、褐色が薄くなる。また、葉よりもくきの方が炒りが深いので、水色が濃くなる。